大手デリヘル店が売春あっせん容疑で21人逮捕
2015.1.21
全国展開の大手デリヘル店が売春容疑で21人逮捕
1月20日までに警視庁保安課は、売春防止法違反(売春行為をさせたあっせん)の疑いで、全国21都道府県で65店舗に展開するデリバリーヘルス店「サンキューグループ」代表の吉田浩二容疑者(61)=東京都新宿区原町、岡田俊之容疑者(34)ら計21人を逮捕した。吉田容疑者ら18人は「私の店は売春店ではありません」と容疑を否認している。
このグループは30分3900円のサービスを売りに集客していた。警視庁によると、吉田容疑者らは、年間約4億円を売り上げていたという。数年前から「派遣されて来る女性が、インターネットに掲載されている写真とまったく似ていない」との苦情が相次いでいた。
40代の男性利用者は「派遣されてきた女性は写真と似てないどころか、別人に近い」と証言。店側は「ボッタクリは一切行っていません」としているが、「3900円でもボッタクリと感じた」と話した。一方、従業員の女性は「安い給料なのにお客から過激なプレーを要求された」などと話しているという。
【当職のコメント】
この事件のもともとはお客さんからの多くの苦情が引き金になっているのだと推測されます。ホームページの写真を見て指名をしたお客さんにとっては別人が来れば怒るのも無理はありません。警察としても苦情の多さにのりだした結果、「ぼったくり」では立件が難しかったため売春防止法違反で取り締まったのではないでしょうか。そもそも3900円という値段ではデリヘル嬢へのバック(お給料)は2000円くらいとなり少なすぎるので、別の形(裏オプや裏っぴき)でお金を得ようとする嬢を誘発することになり、結果、本番へとつながってしまったのではないでしょうか。
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